あー

冷たい水のあーのレビュー・感想・評価

冷たい水(1994年製作の映画)
4.0
冷たい水の流れ(≒過酷な人生)に逆らい逃避行
刹那的な快楽を求めてマリファナを吸って万引きをして物をぶっ壊して火をつける
光と影、水と炎など色だけでなく温度さえもワンショットで差をつけて2人が一生相容れない存在であることを匂わせる
「ここではないどこか」を求めるけどそんなところはどこにもない
どこまでも自己中心的だった彼女が一緒にいるよりも何も残さず消えることが大切な彼にとっては良いことであり、それこそが本物の愛という結論に16歳で辿り着かなきゃいけないなんて悲しすぎるよ
あー

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