思わず「ええ趣味してんな～」と声が出た。
ゾンビが蔓延してしまった日本。日本を南北に分断し境界壁を作ることで南の人間は何とか感染から免れていた。しかし土地が少ない事から必然的に過密になり、食糧不足も問題化。そんな中で壁の向こう側に行ってゾンビ発生の根源となった女を倒しに行く部隊が政府により構成され…
いやーこれは評価せざるを得ない。
ゾンビもんの中ではかなり上位。てかもしかしたらあたしがこういう映画を好きになってきてるのかもしれないな。
いや違うか。東京残酷警察、蠱毒に続き、西村監督の映画まだ3本目やけど単純に西村監督の映画が好きになってきたのかな。
何がすごいって 造形よ！もう美！美！美ーーーー！いや実際血まみれやし汚いし全く美しくはないんですけどね、よくそんなの思いつくなって言うね。ワクワクしすぎて目離せんかったわな。
ストーリーも面白いし、キャラの個性が立ってるし、主人公の女の子も初めて見たけどええ感じやし悪いところがなかったわ。
音楽のセンスも抜群で、特に「今夜～あたしのいけすかない～体を抜け出しどこへ行く～～～」みたいな歌とか超良かったんだけどマイナーなのか調べても出てこねえ！無念！
「あのゾンビさっき首ぶっとんでたやん！」とか「ゾンビに銃効かんって言ってましたやん！」とかつっこみどころはちょこちょこあるけど、それすらも楽しめる映画！
うーん最高でした。
