雨丘もびり

コララインとボタンの魔女の雨丘もびりのレビュー・感想・評価

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)
5.0
ないしょ話のような音楽で始まる、大好きな映画!
ボタンが怖い★幽霊がコミカル☆
かわいいものを怖く撮り、おそろしいものを楽しく映す。センスいいわ♪
自動ピアノが好きです。ボタン父さんの歌もイイ。
一瞬「♪She's a Doll~」と口ずさんでイヤな予感がする。巧いなぁ。

原作は児童文学。
子供たちにとって一番の話し相手、怒りや淋しさを一番聞いている"人形"が、じつは魔女のスパイで、魔の世界に引き込むタイミングを虎視眈々と狙っているというおはなし。
ココロのスキマ♡に付け込んでくる、大好きな物語(泣)。

主人公のコララインかわいい(^^)カーペットのシワひとつ思い通りにならなくてキーッてなるとこキュート♪黄色いレインコートお気になのね。
構ってくれない実世界の両親と、やさしくフレンドリーに甘やかしてくれる別世界の両親。どちらの元で暮らすか?
彼女の選択が素敵だったなぁ(^^)。おとな!
「不満」と「嫌い」は、別なんだよな。淋しさに任せて自分勝手な選択をしない賢さがステキ♪

グレービーソースを運ぶおもちゃの列車【TheGravyTrain:(俗)ラクして儲かる仕事】。
子供をたぶらかすのはお手の物、という魔女の思惑。
またひとつどうでもいい知識が増えた(^^;)