たむランボー怒りの脱出

砂の器のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
2.5
前半は何か丹波哲郎と一緒に旅行してる気分になれてまあまあだが後半が泣かせに来すぎてて白ける。エンドクレジットで綺麗にまとめてる雰囲気を出してるけどここは意味がよく分からなかった。ハンセン病の隔離政策の根拠になった法律は1996年まで続いたらしいから「 千代吉のような患者はもうどこにもいない」に疑問符なのと「旅の形はどのように変わっても親と子の宿命だけは永遠のものである」っていうのは、急にハンセン病の問題から離れて親と子の話に普遍化=矮小化されてしまって、そんな話だっけ?って思った。