砂の器の作品情報・感想・評価

上映館(52館)

「砂の器」に投稿された感想・評価

常々、原作小説と映画作品を比べることはすまいと思いつつ、この作品だけは小説と映像が対となり世界観が完成している。

清張の小説では、事の次第に夢中になりつつも心情は深追いされず西へ東へと連れ回されるのが非常にもどかしい。
それが名優の演技と昭和の美しい風景によって隅々まで満たされた気がした。

丹波哲郎の色気たるや。スーツ担いで歩く姿、メロンやアイスを食べるシーン、ふと見せるホッとした表情に惚れる。
がぁ子

がぁ子の感想・評価

4.7
最近のミステリーといえばサイコパスのような猟奇的なものが多いけど、やっぱりサスペンスはこうであってほしい。
悲しいけど、幼いながら感じた惨じめさ・寂しさが人生のエネルギーになっているんだと思うと涙が止まらなかった。
よし

よしの感想・評価

3.8
記録
ららぽーと横浜
最初捜査捜査で大きな展開来るまで飽きて来るかも。
あと最初に出演者紹介字幕は、あれTVドラマみたい。あーいうのが当たり前だったのかな?日本の映画?????
もう出る前から出演者解っちゃうってどっかつまらない。今回全く下調べして行かなかったので出演者が秘密で楽しかった。最初に観たものの、一部しか覚えてなくてそれが功を奏した。
えええーーー緒形拳がここで出て来た!被害者役だったのかーとか。

丹波哲郎の演技がいい!!
若い刑事役の千葉県知事も、なかなか情熱的な感じが役にはまってて。
加藤剛は、顔はいいかもだけど演技が、、、。
ピアノ弾いてる横顔が江口洋介にえらく似てた。加藤剛は、色んな今の人気俳優のミックスした顔だなーとか思って観てた。加藤剛、あれにも似てるのよ薬やってると噂の俳優で軟派な男、、、えーと、(ここでググる🔎)伊藤英明。その面影も有り。加藤剛の演技がアレだから、顔に今の俳優の面影探ししちゃった。
いやーしかし、父親役のハンセン病になっちゃう加藤嘉さんが素晴らしい。

この映画、最初は刑事のやり取り捜査シーンだらけで飽きて来ちゃうんだけど、丹波哲郎がいーので観ちゃう、、、で、後半のピアノリサイタルからの旅の描写が壮絶過ぎて!
音楽と旅の映像が有ってて泣くつもり全く無かったんだけど泣いた泣いた、鼻水まで出て来て。
父を追って線路を走ってくる小さい息子がたまんない。
何ヵ所か、泣き処シーンが有って嗚咽が漏れてしまいそうで恥ずかしかった。

情婦役の島田陽子さんは綺麗だったーーー。

丹波哲郎、刑事役が日本国内あちこちを捜査にまわる旅をしてくれたのは色んな素敵な景色が観れて良かった。
ロードムービーよね。

この映画観とくべきよ!

高校生の時にこの原作者の松本清張をよく読んでてこちらは家に有った文庫本で読了済み。

あ!子役がとーーーーーっても良かった!!その後を知りたかったけどどうも俳優さんにはなってないみたいねぇ。
haru

haruの感想・評価

3.3
2019/9/18 鑑賞。
TOHOなんば 別館にて鑑賞。

「午前10時の映画祭10」第13段❗

蒲田の国鉄車庫で起こる殺人事件。
被害者がBarで、ある男と喋っている所を目撃されズーズー弁を話して「カメダ」と何度も言っていた事が判明。
刑事の今西は小さな手掛かりを東北に向かう・・・。

小さな手掛かりを拾い集めて捜査に挑む姿は、正に「デカ」。
画面に広がる昭和の町の姿は懐かしくもありノスタルジーに浸ってしまう・・・。

捜査が、なかなか進展せず、
しかし粘り強く全国を回り
聞き込みを続けて点が線となり事件の解決に向かう展開は見応えがあった‼️
映画館で観ることができて、本当に良かった。
名作と言われ語り継がれる映画は、時代が変わっても、名作なのだと改めて認識した。

渥美清が出てるシーンは、男はつらいよのワンシーンにしか見えなかったが、重厚なストーリーの中では、束の間のホッとした時間であった。

大きなスクリーンで観る価値がある。

表面上の付き合いで、人との本来の繋がりが希薄になっている現代で
このストーリーの中の複雑な人の感情の重みというのはどれ程の世代に共感され、伝わっていくのだろうか。
贅沢! 尺の使い方が贅沢!
かなり優美な時間を味わった気分。ありがとうございます
れい

れいの感想・評価

4.5
午前十の映画祭にて映画館初観賞
前半の丹波哲郎と現某知事のロードムービーのバディっぷりと後半のあの親子の切なさが堪らない。ラストがもし水谷豊の右京さんだったらあと後にしっかり説教してくれたんだろうね!当時の差別と思われがちだけど、樹木希林主演の「あん」のように今でも差別は身近な所に残ってる。

このレビューはネタバレを含みます

はちゃめちゃに泣いてしまった

あんな仰々しい演出、普段なら邦画洋画問わず醒めてるけど、あの音楽と情感豊かな四季折々の風景とかの影響なのか……

方言でのミスリードも面白かったし、ハンセン病に結びつくとも思ってなかったから新鮮だったし、事件の筋も面白く観れた
あと前日に初めて間近で通天閣見たばっかだったからテンション上がった


本当にひとつだけ不満があり、演奏の演技だけが酷すぎて感動を削がれてしまったのが本当に残念だった
ピアノの中も一切動いてないし(それならフルオープンにすんな)ペダルに足すら置いてないように思えて、あとは手の動きが音の高低と全く無関係すぎる動きをしていて(音は下降してるのにひたすら右に動き続ける腕……)、指揮もひどい
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