ちろる

ベティ・ペイジのちろるのレビュー・感想・評価

ベティ・ペイジ(2005年製作の映画)
3.2
実在した人物を描いた作品としてはちょっと物足りなさもある。

敬虔なクリスチャンで、だからこそ自分が持っているもので、人が喜ぶことをしたいというまっすぐさと天真爛漫な彼女の性格はとてもクリアに描かれていたと思う。

まぁ実在した人物を描いたので、仕方のないけれど、モデル時代はあんなに生きがいをもって、ヌードになったりピンナップガールをやっていたのにもかかわらず、社会でバッシングを受けたとたん、自らを反省し服を来て本当の意味で敬虔なクリスチャンになってしまったのはすこし残念な結末。

どうせなら死ぬまで裏でピンナップガールをやって、一部のマニアを喜ばせてあげたほしかった。

でも、50年代のおしゃれな洋服や下着は、女の子なら見てるだけで楽しいはず。

ストーリー重視よりはポップで明るいおしゃれ映画でした。
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