蝶の舌の作品情報・感想・評価

「蝶の舌」に投稿された感想・評価

tama.

tama.の感想・評価

3.5
あまりに辛すぎる。でもこれが現実なんですね。

人見知りの少年モンチョとグレゴリウス先生の温かな交流が、戦争のせいで壊れてゆく。

映画を観終わって思い出すのは、一緒に虫捕りをする2人です。
shiori

shioriの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも残酷なラストで、モンチョが叫ぶあの台詞にぞくっとしました。なんて哀しげなオープニングなんだろう。

このレビューはネタバレを含みます

近所のTSUTAYAが推薦していた1本。
後味の悪いヒューマンドラマものと聞いて覚悟して観たけど、思ったよりは救いがあって良かった。
でも、犬が可哀想な目に遭う映画は嫌い!

老教師が一人の少年を導いたスペイン動乱期。自由を叫ぶ男達。ある者は信念を曲げて家族を守り、ある者は次の世代にあるべき姿を示した。
「あの世に地獄はなく、人が地獄を作る」

ラストシーン、泣きながら叫ぶ父親の姿がすごく刺さった。一方でモンチョが「アテオ」「アカ」なんて“ほんとうのこと”だけを口にするのもにくい。
最後の言葉はモンチョなりの別れの言葉だったのだろうけど、ちゃんと先生に届いたのだろうか。届いてたらいいな。
you

youの感想・評価

3.2
記録
himaco

himacoの感想・評価

3.6
1936年スペイン。

気弱だけど好奇心旺盛な喘息持ちのモンチョ。
担任の年老いたグレゴリオ先生の言葉に目をキラキラさせる。

死、天国と地獄、生物、初恋、音楽。

目で見て聞いて、成長していくモンチョ。

モンチョの兄アンドレスもとても魅力的。
後半の演奏シーンの表情がたまらない。

忍び寄る戦争の影に『ふたりのトスカーナ』を思い出した。
「チョウに舌があることを知っているか?」

神の存在、男女の恋愛、死後のことなど、子供の頭の中には常に疑問が渦巻いているものですよね。

そんな疑問を持つ子供達に対して優しく包み込むように接しながら、自然の中から様々なことを教えてくれるグレゴリオ先生に感心しっぱなしでして。
こんな先生がいたら絶対楽しいし、良い子に育つよ!育ちまくるよ!

死んで地獄にいくことを恐れている主人公に、「他の人には内緒だぞ。実は地獄ってのはね…」と、ある意味現実的でかつ優しさ溢れる答えを教えてあげる下り、最高。

先生からの教えだけでなく、兄の切ない恋愛を通して愛の力を学ぶ場面も非常に美しかったです。

しかし物語は残酷なラストへとゆっくりと進んでいく。
ただただ自由を追い求め、そして自由を教え続けてきてくれた先生とのあんまりすぎる、さよならの時。

嘘をつかねば生きていけない戦争の不条理さを感じながら、
悲しいとか、悔しいとか、そんな簡単な言葉では決して表すことができない痛切なラストにただただ呆然としました。

落としどころのないこの感情をどうすればいいの?教えてよ先生…
sako

sakoの感想・評価

4.0
こうくるか。
こうくるよな。
そうだよね、蝶の舌。
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