わたがし

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のわたがしのレビュー・感想・評価

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 面白さという面白さが盛り盛りに盛り込まれていて、それをスピルバーグが最も面白い形で提示し、結果それはそれはもうめちゃめちゃ面白いという奇跡みたいな映画じゃん!!前作あんなに面白くないのに!!
 誇張ではなくマジでずっと延々続く何らかのアクション、それらアクションで進んでいく物語、最も理想的な映画の在り方ってこういうことなんだろうなと思った。何でもかんでも(男女の恋の駆け引きさえも)とりあえずアクションとして魅せるという。
 ここであらためて思うのが、アクションって人類で1番頭いい人が人類で1番のバカに物事を説明するのに最も適した手段だということ。どんなに複雑な現象や概念も、アクションで見せれば猿でもわかる。そんな便利なアクション、見てて楽しいアクション、その見本市がこの映画。誰もが理解できる簡単なことが実は1番難解で、複雑で、誰も説明できない。
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