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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のAbeCinemaTVのレビュー・感想・評価

4.7
007と並び私が中学生の頃から愛してやまないシリーズ。JAWS、未知との遭遇など作ったばかりのスピルバーグとSTAR WARSで完全に映画界を支配したジョージルーカスがそれはもうKINGオブ王道。神ってる×神ってるな訳でそれはもうちょっと人智を超えた領域といっていいのではないだろうか。そのシリーズの第二段となれば、もう余計な説明はなし!教授なのかどうかも今作はもはや怪しいが、そんなことはもう関係ない。冒頭からハリソンフォード版の007が見られる007ファンとしてはもう逝く。白タキシードはやばい。(語彙力)ちゃんと最初にドラがなるところから始まるところも抜かりない。ちゃんとあれを見せておくことで、その後敵から逃げる時に使っても唐突感がない。その後もあれよあれよと進んでいく。さすがにあの飛行機からの脱出は死ぬだろ!と思うけど笑

いかにもインド〜な感じとかは今見るとどうなんだ?とか思う部分もあるけど、魔宮感はすごいよね。あともうあの料理たちはスピルバーグの悪趣味が炸裂している。ウィリーとインディのいちゃいちゃは本当に子供のようで、スピルバーグの永遠のテーマともいえるピーターパン的な、大人になれない大人像があらわれている。女神の胸から魔宮に入っていくことを考えると、あの地下の洞窟とは魔宮であると同時に子宮のようなものとも言えるのかもしれない。通過儀礼的な側面があるのかもしれない。子供がいっぱいいるし、今回インディが一緒に旅をするのもショートラウンドだし、やっぱりインディは子供に近い存在なんだよな。ショートラウンドとのやりとりも子供同士感を強調している。

何をこんな難しいことを言ってるのだろう。要はインディと一緒に最高の大冒険をして成長できる神作な訳ですな。
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