PSYCHE

ゆりかごを揺らす手のPSYCHEのレビュー・感想・評価

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)
4.4
大昔ビデオとテレビで何回か観てるはずなのに、何故か凄くみたくなり観た。
30年前だって。びっくりだわ。
最初すごく優しい感じで、アレ中身間違えたかな?って思った。

30年前の作品だけどネタバレ含むので







普通の人なら、ペイトンを逆恨み女で片付けてしまうはずなのだが、今回もやはりそう思えなかった。ペイトンは夫が患者にわいせつ行為をしたという事を受け入れてなかったのではないか?
本当に家族は夫だけで信用していたのではないか?
全てを失い早産しそうになった時に、産んだ赤ちゃんが死んでるなんて言われたら(看護士おかしいし酷い)精神どこか異常になっても仕方ないのでは…
と私はこの悪役が嫌いになれない。
復讐したくもなるよね。冤罪だと思っていたんじゃないかな〜。
主役クレアは純粋なんだろうが、なんか嫌な女だった(ブレスレット使っていいわよとかいう所とかでにじみ出てる)
自分で確認せず思い込みで全部進める所も好きじゃない。
元カノのライターがポケットに入っていただけで「寝てたのね!」とか。親友なら元カノのマーリーンにどういう事?って聞いたらいいじゃん。そんな誤解されてもクレアを案じ行動したマーリーン。さえてたのに気の毒。
夫マイケルもそんな大切な手紙なら自分で出せばいいし(出来たんだし)
クレアボランティア行く前に預かった手紙先に出せよ…って思った。
まぁそうじゃないと話しにならないんだけど。
覚えてたのはあらすじくらいで中身はすっかり忘れていたのでドキドキしながらみれた。
ミステリーなのかサスペンスなのか、最後にあんな事があったのに、笑顔でいこっ♡の娘ちゃんのニッコリが一番サイコだった。
娘ちゃんもソロモンもすごく頑張ってた。
ツッコミどころはあるけれど見直して満足。エンドクレジットもなんだか人が死んだり恨んだりしてる映画じゃないみたいな音楽だったよ。
名作だと私は思っている。

オスカさんのレビュー読んでこんな話だっけ?から観て、こんな話だったー!ってなった。
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