喧嘩っ早い歯医者のジェームズ・キャグニー。
憧れのストロベリーブロンドの娘を奪い、騙して自分を収監した議員が来院すると知り、どう痛めつけてやろうと思案する。
その回想の中で、苦労はしたが結局彼に騙されたからこそ現在の幸せがあると気づく。
一番好きな人と結婚してはいけない・・・なんてよく言う。
憧れの女性より身近な相手の方が、相性が良かったり自分のことを本当に理解してくれたりで幸せになれる。
そうしたことを面白おかしく描いている映画。
ラオール・ウォルシュ監督にしては、ちょっとカッタルイ所もあるかな?
だけどさ「あいつは俺を騙したけど、そのお陰で素晴らしい伴侶と巡り会えたし、遠回りしたが幸せになれた」と、気付いたなら・・・
麻酔なしで抜歯して、痛めつけてやろう‼
って普通は思わないが・・・いい話が台無しになるし。
そこがラオール・ウォルシュ‼
多分、落とし前つけないと気がすまない人なんだろう。
こわいオヤジだ💦