ものすごくうるさくて、ありえないほど近いの作品情報・感想・評価

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に投稿された感想・評価

ーNY市には昔、6つめの行政区があったらしいーとパパはいう。その第6区を見つける為に、パパは僕に“調査探検”を依頼した。僕は最高にワクワクしたよ。パパは僕が調査で人と話せる様に、僕の名刺を刷ってくれた。(人と話すことが苦手だとパパは知っていたからね)

パパはいつも僕の質問に答えてくれないんだ。ヒントを求めても、肩をすくめ首をひねってみせる。「さあね?」て感じで。(僕はその仕草が大好きなんだ…)

ある時「僕の考えの方向はあってるかな?」って聞いてみた。すると「間違ってるかな?と思うことでも、別の角度から見てみると、間違っちゃいないのさっ」なぁんて言う


ある晩、パパとママがこんな話をしていた。
ママ「あの子は毎日なにをしているの?」
パパ「なにをしているかだって?…見つけたら、自分で言うさ。あの子は公園を歩き回り、人に会うたび話をするんだ。最高の探検隊だよ!」
ママ「まだ10歳よ」
パパ「簡単じゃ意味が無い。楽をして大人になったら、どうなる?」
ママ「(笑)責任重大ね…」


ある日なんか、パパは、第6区の実在を示すヒントが公園のブランコにあるって言うんだ!ホントかな?



9.11ーアメリカ同時多発テローでパパを喪ったオスカーのお話


なんとも
こんなに色々考えた映画は初めてで

こんなにも映画的アプローチをしない映画も初めてで

鍵となる部分が鍵とならないのも初めてで

心がぐちゃぐちゃになったけど


でも、オスカーが

ある時は内からの激しい感情のままに、ある時は痛々しいまでに身を削りながら、それでも自分の中に自分の実在を見つけていく…

そんな様を、見つめる事ができて


私はこの映画に感謝しか無いのでした。


もし良かったら皆さんも、心の準備が整った時にぜひご覧ください。
タイトルが印象的すぎて、まったく内容について知らなかったんですけど
すごく素敵なストーリーでした。
家族が、「家族だから愛してる」という理由ではなく、それぞれにちゃんと向き合って愛し合っていたことが最後に感じ取れる。
ふみ

ふみの感想・評価

4.8
人生最後の瞬間、誰に電話して何を伝えますか。親は子供の全てを知っていて知らないふりをしてるだけ、深い愛。
誰も彼も何かを失い生きている。暗いし重いし辛いし沢山泣いた、でも見なきゃいけない映画だった絶対に。9.11をもっと知りたい、もっと考えたい。とりあえず近いうちに家に友達呼んで二回目見ます。
mi

miの感想・評価

3.0
9.11を題材にしてて
こんな感じだったんだなって
素直に思った!
そして、母の愛はすごいなって
生き続けること。
共感する側というのか、観る視点というのか、感情移入する登場人物によって、見た後の感想も、得た感動も変わってくる。

お父さんの視点に立ってみると、どれだけ、息子に愛され、憧れられていた親だったのだろうと、思わずにはいられない。

息子にとって、お父さんがすべてだった。どうにもならない困難をも撃ち壊す力が関係性の中に生まれていた。

息子の視点に立ってみると、どれほど、お父さんから可愛がられ、生きていく力を与えられていたのかと、人生のほぼすべてがお父さんだったということが分かる。

単純な家族愛の物語ではない、息子が真実を探求するだけの物語でもない。

息子は、お父さんとのつながりが、この世界と関わる唯一の方法だった。
それがすべてだった。

絶対に失いたくないものを抱えながら、それを失う恐怖に耐えながら、生きていくのが人生というものであるなら、彼は人生そのものを失ったことになる。
しかし、そうではない、と教えてくれる。

絶対に失いたくないものを失っても、それらは心に生き続け、心の中で大事に大切にしようとすることで、人は強くなっていく。

生き続けることでしか、大切にできないものもある。
makkoi

makkoiの感想・評価

4.6
ぼろ泣きしてしまった。

9.11で父親を亡くした主人公。敬愛していた父の姿を求めて、彼がもがき苦しむ姿が観客の胸をうつ。

理屈でモノを考える、頭のいい主人公。
父の死を受け止めきれず色んな人のせいにしてしまう。それでも本当は、誰にも責任なんてないと知ってる主人公は、父の死を自分一人で受け止めきろうとする。

自分と父の最後の繋がりを求める。その中で色んな人に出会う。でも手かがりなんて出てこない。
しかし、その経験こそが彼に多くの気づきを与える。

それらの描き方と、主人公の演技が凄すぎた。

とにかく苦しみながら、もがいて、あがいて。その中で成長していく彼を見て、感動しない人はいないだろう。
ものすごく泣いた
ぬ

ぬの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

鍵は面白い
鍵は必ず何かを開ける
Meg

Megの感想・評価

5.0
愛に溢れた素晴らしい作品。父が残した鍵の秘密を探ることを軸に、登場人物の心の葛藤とお互いを想う気持ちが存分に描かれている。原作も是非読んでみたい。このような雰囲気の作品にしては多くのエピソードが盛り込まれているが、1つ1つがスッキリしていて観やすい。129分とは思えない程、見応え充分♪また俳優達の演技も素晴らしい。特にトーマス・ホーンの子供らしからぬ演技力は凄い!子供が出ている作品は涙なしでは観られない。ずるいわぁ~(笑)。
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