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千利休 本覺坊遺文のAOIのレビュー・感想・評価

千利休 本覺坊遺文(1989年製作の映画)
3.8
【秀吉の命じるまま自刃した利久の死の真相を探る弟子の本覚坊】

「花は野に咲き、茶は作法に囚われず嗜みたい」
そんな持論から、親の意に反し、お稽古はせず、自由に楽しみながら過ごしてきた

しかし、この考え方では、茶華道界はたち行かないし、文化の継承はたいせつなこと🍵また「禅」から始まる茶道の精神に興味があり、本作を鑑賞

二畳の和室にめっちゃ蜜状態Σ(ᯅ̈ノ)ノ
イヤそれより、侘び寂び、茶の心を遥かに超越した「利久道」とも言うべき精神や生き方を垣間見て、少々利久について知りたくなった

茶道が政治に利用された時代の複雑な人間関係も含め、本作だけでは到底知ることはできないので、追々関連作品も観ていきたい
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