abee

フィフス・エレメントのabeeのレビュー・感想・評価

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
4.0
【世界を形作る4つの要素ーー「風」「土」「水」「火」、でもやっぱり「愛」が無くっちゃ‼︎‼︎】

今月中の「ハリー・ポッター」制覇を目指し、1日3本のハイペースで鑑賞を進めておりますが、明日の休みで観きれそうなのでちょいとここらで小休止。

リュック・ベッソン監督の何故かB級感漂うSF喜劇「フィフス・エレメント」。

この作品は中学生くらいの時に繰り返し観ていたお気に入り映画のうちの1本です。

未来の地球に迫る滅亡の危機。地球を救う使命を帯びて誕生した美女とクビ寸前のタクシー運転手がこの脅威に立ち向かう。

この作品を撮りたいがためにかの名作「レオン」を撮影したというベッソン監督。
「フィフス・エレメント」のネタは10代の頃から温めていたものらしく、「レオン」の大ヒットにより「フィフス・エレメント」を撮影できるだけの莫大な制作費を獲得したそう。

それだけあって車が飛び交う街にリー・ルーがダイブするシーンなどクォリティが高く美しいCGが印象的。
そしてジャン=ポール・ゴルチエの手がけた衣装。未来的なデザインと原色のカラーリングで「フィフス・エレメント」の世界観を作り上げているのは彼であると言っても過言ではない。

何よりもキャスティングが最高の一言に尽きます。この作品のブルース・ウィリスは絶妙にカッコいい。そしてちょっとキモいゲイリー・オールドマン。
そしてそしてやっぱりミラ・ジョヴォヴィッチですよ‼︎めちゃくちゃかわいいんですよね😍そりゃリュック・ベッソンが嫁にしたくなる訳だ。表情が非常に豊かで生まれたての赤ん坊のようなリー・ルーを見事に演じています。

個人的にはやはりオペラの会場についてからのシーンが大好きです。なんつったってクリス・タッカーが最高。「ラッシュ・アワー」がまた観たくなります。

ということで、結構色んな宇宙の民族が出てきたり、実は脚本は結構練られていて複雑な物語なのですが、そんなことを理解できなくてもSFコメディとしてさらーーっと観て笑うのが楽しい鑑賞方法だと思います。

私もビルの上から飛んだらイケてるおじさんに拾ってもらえるかしら…笑❤️
abee

abee