理想主義の限界と、政界の実情。
1950年アカデミー作品賞。
政治の腐敗を描いた社会派作品は、当時ではまだ珍しいものだった。
監督のロバート・ロッセンは本作により称賛を浴びるも、“赤狩り”によっ…
なかなか面白い作品だった~。
当時は政治悪の根本を抉った映画での抵抗なのだったのかな?
今となっちゃあ こんな汚職などは寧ろベーシックに感じるし、日本の現議員が(特に県会議員よりトップダウンの各市…
【第22回アカデミー賞作品賞】
そうでもだった。
ショーンペンのリメイク版は昔見たけどそっちは演説がすごくかっこよかった記憶がある。
真っ直ぐさ素直さで市民の信頼を築いた政治家ウィリーが知事に当選…
アカデミー受賞作品を観よう86(1949年第22回作品賞/主演男優賞/助演女優賞)
アメリカの州知事選挙。
正直で真っ直ぐ、でも負ける男ウィリー・スターク(ブロデリック・クロフォード)が変化してい…
このレビューはネタバレを含みます
カノマ市に住むウィリー・スタークは、正義感溢れる正直者で知られていた。
腐敗を憎み世の中を変えたいという意欲に燃えた説得力のある演説は民衆に受け、まさにイケイケ(o≧▽≦)
が、徐々に腐敗。
いざ…
最初は世の中を変えたいという単純な気持ちだけの田舎の男が、いざ権力を握った途端どんどん溺れていくという、かなりヘビーだけどいつの時代にもどこの国にも起こっている話。国を良くしたいとかていう善の気持ち…
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