2021年「10」
少し毛色の違う映画を観ようとこれにしてみた。昔、「野生のエルザ」ってあったなぁ、とふと思う。
映画はとても感じの良い父と息子が登場。「ええ、感じじゃん。」と思ったら、早々にお父さんがいなくなってしまった。
12歳のザンとチータのドゥーマ。二人の旅が始まる。
人生は「旅」だと思う。この映画では「人生は河」と言っていた。
「旅」の中で「仲間が出来」「経験を積み」「自信をつけて」いく。予期せぬ出逢いがあり、突然の出来事で経験値を高めていく。「旅」の中で決して逃げてはいけない。逃げても逃げきることは出来ない。
ドゥーマの中、骨や血にまで沁み込んでいる「野生の本能」。それは人間にもあるのだろうか?
ここで「父と息子」というのには無理があるのだけど、「家族」「親子」に少し希望的・楽観的な期待を持って考えると、「愛」は伝わって欲しいと思う。
いつも書くけど「家族」「親子」って難しい。血が繋がっていれば自動的に成立するものではないから。
このドラマの親子は愛情が溢れ、「伝えよう」とするものがあり、ザンは旅を経て父親の思いを受け継いでいった。そし、離れてもドゥーマと共に人生を生きていくのだろう。
とても良い映画だった。キャンプに行きたくなった。
緊急事態宣言が出ているが、それに負けず「自分の旅」を続けよう。
お休みなさい。