もし中学生の時に観ていたら。
もし中学生の時に観ていたら、ロングコートを靡かせ華麗に弾丸を避ける男に僕はときめいただろう。
もし中学生の時に観ていたら、流れるようにパンチを繰り出すキアヌ・リーブスを僕は崇拝していただろう。
悲しいな。
いつの間にか「カッコイイ」と感じていたものが「ダサい」と感じるようになっている。
もう「銃弾で砕けた柱の粉塵すげ~」ぐらいしか思えなかったもんな。まぁそれも押井守なんだけど。
なんでこの歳になるまで放っておいたんだろう。
たぶん映画にはそれぞれ自分の中での「旬」がある。
それを逃すのってすごく勿体無いから、観たいと思ったものはこれからすぐ観ようと思う。