ふっくー

マトリックスのふっくーのレビュー・感想・評価

マトリックス(1999年製作の映画)
4.0
自分たちが何気なく生活しているこの世界が、もしも仮想現実だとしたら???
ウォシャウスキー兄弟が世に送り出した、全く新しい映像とシナリオは、世界中を魅了した言わずと知れた名作。
映画をそんなに知らない人でも必ず知ってると言っても間違いではない「マトリックス」という言葉。
そして2021年12月に待望の新作「レザレクションズ」が公開するとゆう激アツ展開と、その4作目が公開するまでの間アンディー、ラリーウォシャウスキー兄弟が性転換でラナ、リリーウォシャウスキー姉妹になっていたとゆう仮想現実のような現実にも度肝を抜かれた今日この頃でございます。

さて、革命的な今作でありますが、何が凄いってこの記念すべき一作目が1999年に公開された映画だということです。まじ!???
当時短パン履いたハナタレ小僧だった自分ですが、公開当時は「サングラスかけたカッコいい人たちが海老反りで弾丸避けたり、壁を斜めに走ったりする映画」としか見てなかったけど、大人になって見てみるとまじ面白いんですよねこれがまた。子供の頃はわからなかった内容も理解出来た時の感動は「スターウォーズ」を大人になって改めて見た時の感動と似ている。

弾丸をスタイリッシュに避け、飛び交う銃弾の波紋や、壁を走るアクションを華麗なスローモーションと共に魅せるのは、今作が今後の作品に影響を与えたことは間違いないでしょう。
こんだけ色んな方面でパロディや、真似をされた映画もないでしょう。それだけ映画界に与えた衝撃は大きかったですね。
確かに今の時代、今作より壮大で凄い作品があることはもちろんですけど、それを差し引いてもヤバい映画ですよこれは!?1999年よ??え??

モーフィアスを助けに行く所からが今作の最大にアガるポイントで、ネオが覚醒したあたりはもう鼻血が止まりません。モーフィアスが「救世主だとしたら、弾丸なんて避けるまでもない」と言っていた様に、最後は「ちょっと待ってください」とスッと手をかざすだけですよ笑。
当時は手をかざすシーンとか無駄に真似してたし、いつか壁を斜めに走れるのではないかと思ってた。笑
そして英語も喋りゃしないのに、無駄に「ミスターアンダーソン」って言ってたわ笑。

そんな思い出深い記念すべき一作目を改めてみて最高に楽しめたのと、若かりしキアヌがひたすらかっこいいのでもうそれだけでも満足ですよ。
今から新作楽しみすぎる!!
ふっくー

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