道を知っていることと、実際に歩くことは違う。
幼い頃に見た記憶はあるけれど、詳細にはほとんど覚えていなかったため鑑賞。
ストーリーは現在でこそ一般化しているインターネットや仮想空間をテーマに添えたものだが、当時では革新的な作品であったことがよくわかる。既存概念をぶち壊して、その後のアクション・SF映画に与えた影響を考えても素晴らしい作品。
ただ、あまり乗り切れなかった。キャラクターの背景深掘りなどが特にないこともあり、愛着も湧かず、どこか曖昧な印象。それが良さなのかもしれないけれど、今後のシリーズを見るか悩むレベルで好みではなかった。
若いキアヌ・リーヴスがとにかくイケメンで、アクションは文句なしの作品。