Screen7

マトリックスのScreen7のレビュー・感想・評価

マトリックス(1999年製作の映画)
4.0
"道を知っていることと実際に歩くことは違う"
カッコいいアクションに夢中になるけど、奥深い設定と世界観がとっても面白い作品。今自分が現実だと思っている世界が虚構のものだったら…?とか思わず考えてしまいます。
現実ではボロい洋服なのに、仮想世界ではサングラスに黒いロングコートでキメてるところ好き笑 悲観的に描かれてる未来だけど、夢の中くらい好きな姿でいたいよね〜。

現実と200年後を行ったり来たり。まるでターミネーターのようだけど、人類がコンピューターに支配される未来なんて恐ろしい… ロボットのエネルギー源として人間が電池のように利用されている世界なんて考えたくない!

コンピューターが創り出した仮想現実世界"マトリックス"。人間とコンピューターの争い。この世界で繰り広げられるバトルは一味違う…!なんと銃弾よりも早い動きが可能。銃弾がスローモーションに見える、バレットタイムと呼ばれる撮影技法らしいです。映画観る前からこの場面のネオのポーズは知っていたので、かなり有名なシーン。

個人的にいいなって思ったのは、能力や術をプログラムとして書き込む設定。現実味はないけど、ちゃんと説得力がある。『M:Iフォールアウト』のトム・クルーズなんて、やったことないヘリの操縦できちゃいますからね…笑

ジョンウィックのちょっと怖いイメージが強かったから、キアヌってこんなに可愛らしい顔立ちだったんだって思いました笑 若い!
録画で観たので吹替版だったのですが、「アンダーソン君」と呼ぶエージェント・スミスの声が耳に残る。。
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