Hoshiduru

マトリックスのHoshiduruのレビュー・感想・評価

マトリックス(1999年製作の映画)
3.3
自分の生きてる世界を疑う瞬間って、なんなんだろう。
確かマルクス辺りが、世界は革命を繰り返して、独裁や民主制を繰り返して少しずつ理想郷に近づいていくとか主張してたと思うけど、「自由」とか、「平等」とか、そういうのが満たされてないと思う時なのかな。
でも皆どこかで「自由」も「平等」も求めていないんだろうと、よく思う。自分が気持ち良い世界は、周りの犠牲を持ってなす。

サン・テグジュペリの「人間の土地」に、ここで描かれる自由観があったなと思い出した。わたしは、温かい何かを何かも知らぬまま食べて生きているより、その温かい何かが何であるかを知ってでも、自分の信じる道を歩みたいな、と思っていた、無理なら死んでも良い、とも思っていたけど、そんなこと思ってても、実際は無理だよな。自己犠牲をできたり、救世主になれたりする人というのは、真に選ばれた、一種無知な人間だと思う。


点数が低いのは純粋に眠かったのと、アクションがいつもあまりはまらないからです。ストーリーは面白かったし、緑がかった画面が、当時のコンピューターを思い出させて懐かしさと恐ろしさが半々。