オールタイムマイフェイバリットの一つ。公開20周年記念での4DX特別上映鑑賞。
この作品は映画館で観れていなかったので今回、初めて映画館の大スクリーン上映を堪能出来て良かった。
20年前に感じた世界観や雰囲気、キアヌ・リーブスを始めとした役者陣の立ち回り等、何とも言えない映画全体から発せられる“クールさ”は今見ても健在だった。
ネブガドネザルの操作機器や、電話器を使ったネット侵入など、今から見るとレトロフューチャー化している面もあるが、それさえもダサいというより、オシャレに見えるところは監督の卓越したセンスの賜物だろう。（さすがに“性別”を超越するだけのことはある（笑））
加えて、AIの進化によるシンギュラリティ到来後の世界を、あっと言わせるシナリオで展開する斬新さは、やはりエポックメイキングなSF映画の一つとして歴史に残るのは必然。
今後も間違いなく観続けていく映画の一つ。
追記）
ちなみに4DXも初体験。あたかも映画の世界にいるような臨場感の演出を狙っているのは解るが、中途半端感旺盛で違和感の方が大きかった。はっきり言って子供だまし。ハマる映画もあるかもだが、少なくともマトリックスにはいらない。映画館にはさらなる映像と音質の追求を期待します。
