サトタカ

マトリックスのサトタカのレビュー・感想・評価

マトリックス(1999年製作の映画)
5.0
99年に映画館で観て、ワクワクしながら大判のパンフレットを買って帰って読み漁った記憶がある。今はないが、DVDも買った。
膝から上を地面に平行にして銃弾を避ける例の動きもすごかったが、序盤の両腕を鳥のように広げながら空中に跳び上がったトリニティ(キャリー•アン•モス)を360度から映したバレットタイムという撮影技術には度肝を抜かれた。
ネオという救世主を演じたキアヌ•リーブスはこの作品以前から「ハートブルー」、「マイ•プライベート•アイダホ」、「スピード」などでおなじみの役者さんだった。ただこの映画のシリーズと「JM」、「スキャナーダークリー」でサイバーパンクSFと相性の良い俳優というイメージが強くなった、個人的に。
久しぶりに観るとトリニティがほぼ一目惚れレベルでネオに熱い視線を送り続けていることがわかる。
また、ユダ的な裏切り者サイファーに大けがを負わされたはずのタンクが、いつのまにか無傷でピンピンしてる、ヘリからガトリングガンをあれだけ連射してもモーフィアスには当たらないなど気になる点もある…。
真っ白な背景で大量の武器がザーッと出てくるシーン、ネオとトリニティがエレベーターのワイヤーを切るシーン、スウィッチのシド•ヴィシャスチックな白スーツ姿、終盤のカチコミでビルの入り口で警備員に大量の武器を見つけられるシーンが特に好き。音楽もいい。
そう言えばテレビドラマ版電車男で、伊藤淳史が伊東美咲にマトリックスを熱く語るシーンもよかった…🤗
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