深田ワールド全開のブラックサスペンス✨
にこやかで人あたりが良くあつかましい。
こんな人、身の回りにいるんじゃないかな?
関わるか、関わらないかだけで。
最初は小さな親切から。
断りきれない。
人の良さと気の弱さから踏み込まれた夫婦。
…相手はとても怖い人だった😰😓
下町の印刷工場に現れた、オーナーの亡くなった父親の知り合いだと言う男。
居座り、住み込みで職人として働らく事になるが男の妻も同居する事に。
それから次々に訪れる望まない来訪者。
徐々に家庭を侵略され、親切〜怯えに変わって行く夫婦。
「断る」事が出来ない状況に追い込まれる
いつの間にか揺すられるネタをそれぞれ掴まれ、支配される立場に😰
この住み込み職人を演じる古舘寛治の怪演。
中盤から立っているだけで恐い。
笑ったらもっとコワい😫😨
家を乗っ取られるだけじゃなく、二人の根底を吐き出させられ、穏やかだった夫婦の本当の姿をあぶり出し合う😰
本当は言いたかった?
何も無ければ知らずに生きていけただろう。
それぞれの秘密。
望まぬ歓待
来訪者よりもお互いの本質をさらけ出す事?
自爆装置。
「淵に立つ」を思い起こさせるサスペンス。
人の心理を操作する悪者の使い方がやはり深田晃司監督ならでは。
大人のノワール。
深田晃司映画祭にて鑑賞