原田芳雄のデビュー作。
デビュー作なのに大量殺人鬼の役だなんてさすが。
主人公の原田芳雄が20余人の悪党に復讐していくのだが、90分の映画なのでかなりハイペースで復讐していく。
クレーン絞殺やらコショウ毒殺やらレントゲン刺殺やら…
ヘンテコリンな殺し方のオンパレード。
が、中盤になると段々殺し方も適当になってきて飽きて来る。
油断していたらいきなり中々の美乳ヌードシーンが出てきてびっくり。
そんな美乳を風呂場に閉じ込めて、熱湯出しっぱにして蒸し殺しちゃうのだから二度びっくり。
ストーリーは過激だし、20人連続殺害なんてハッタリが効いてて面白そうに思うのだが、意外と淡々としている。
冒頭から既に犯人が原田芳雄なのはバレバレなのに、犯行時に顔を見せず「謎の男」扱いをしていくので違和感がある。
しかも、引っ張る割には動機は凡庸で、ラストバトルも無駄に長い。