現実逃避帰国準備

メリダとおそろしの森の現実逃避帰国準備のレビュー・感想・評価

メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)
4.5
Disney Pixarの『Brave』(2012) 8年ぶりにまた観た。

ディズニープリンセスだけど、プリンスとのロマンスは無くて、母と娘の "Bond" 絆の話。母親視点で観ると娘を思う気持ちに共感し、娘視点で観ると、、、やはりウルウル共感した。もう母親がいない人なんかが観たら泣くと想像。自分の母は健在で、一時帰国で1か月くらい滞在すると喧嘩したりするけど、また家に帰り遠く離れると、よくFacetimeで顔見ながらお喋りする。喧嘩しても、心の底ではお互い思い合ってる。「Look inside. Mend the bond torn by pride.」 コロナ過で去年は帰省出来ず、今年の夏は帰れるかなぁ。

スコットランドが舞台で、スコティッシュアクセントの英語が東北弁の様で心地良く、メリダの声優の発音が上手いなあと思ったら、スコットランドの女優さんだったw お父さん役もスコットランドの役者さんで、お母さん役は、イングランドのEmma Thompson。

13世紀頃の設定かなと思いながら観てたら、この監督のコメントによると、9世紀から12世紀を中心に作ったとの事。スコットランドの衣装やお城や民話、神話などはかなり歴史的に正確に描写されているそう。だから観ててワクワク、ロマンを感じるんだなと納得。それに、3DCGのDetailが凄くて、水や炎やお城の詳細な部分などリアルに描かれてるのを観るのが楽しい。

スコットランドが舞台のTVドラマ『Outlander』にも出てきたStone Circlesは、未だに何の目的で作られたか解明されてない。スコットランド、アイルランドを含むUKには1300くらいあるんだそう。行ってみたい。

Will-o'-the-wispは、FairyだかSpirit精霊だかいろいろ言い伝えられているFolktailだけど、実際は沼地に噴出するメタンガスなどの自然現象らしい。