みおこし

メリダとおそろしの森のみおこしのレビュー・感想・評価

メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)
3.2
ディズニーが続きます...!(笑)

舞台はスコットランド。ダンブロッホ王国の王女メリダは弓の名手で活発な性格だが、母親のエリノアは王女らしい振る舞いをするように日々彼女を諭す。嫌気がさしたメリダは森の魔女に母の考えを改めさせる魔法をかけるよう頼むが、それは母の姿を熊に変えるというものだった...。

いきなり冒頭からなんだか暗くて、今までのディズニー作品と比べるとだいぶ印象が異なる作品でした。
絵のタッチも何だかドリームワークスの『シュレック』を彷彿とさせるデザイン。とにかくうまく言葉になりませんがディズニーっぽさがあまりない!(笑)でも、スコットランドが舞台ということで、北欧の情緒あふれる世界観は圧巻。
メリダとエリノアが歌う「いにしえの子守唄」という曲がまさに作品の雰囲気を表すステキな楽曲で、良かったです。

端的にいうと、お母さんが熊になる話なんですが(笑)失ってから気づくものを取り返そうと奮闘するメリダの姿には心打たれたし、笑えるシーンも詰まった珠玉の作品でした。
でももっとスケールが大きいんだと勝手に予告編を観て解釈していたので、思ったよりもシンプルなストーリーに若干寂しさもありました...。

メリダ、歌わない唯一のプリンセスですね!
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