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ショーシャンクの空にのtottsunのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.5
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「ショーシャンクの空に」
妻とその愛人を射殺した疑いでショーシャンク刑務所送りとなった銀行家アンディ。初めは戸惑っていたが、やがて彼は自ら持つ不思議な魅力でレッドなど他の受刑者達の心を掴んでゆく…
前回見たときは20代前半でした。
その時は良い映画だとは思いましたがランキングの上位に入るほどだとは思いませんでした。
しかし今回改めて見て前回とは違う印象を受けました。
もしかしたらこの作品は若い人よりも歳を重ねた人間に響くのかもしれません。
刑務所という閉鎖された空間で起きる出来事ですが、ブルックスの件はとても考えさせられました。
悪いことをしたんだから償うために時間は必要だとは思いますがこんなことが起こりうるなんて思いませんでした。
その点レッドはある意味希望を抱けたのでブルックスとは違う運命を歩き出せたのかもしれませんね。
アンディのセリフで印象深いものがありました。
「必死に生きるか、必死に死ぬかだ…」
それは刑務所だけでなくどこの世界でも一緒かなと思いました。
誰にもこの先の人生は分からないけどアンディがいつも希望を見出していたように進むしかないのかなと思いました。
あ、あとね。いつでも勉強は大切だなと思いました。
机に向かうだけじゃなくて学ぶってことが、その姿勢が大事なのかなと。
全編レッドの語りで進みますがそれが心地よくて胸に響きました。
最後は本当にいい余韻です。
私的には☆☆☆☆.5かな。
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