Mihoko

ショーシャンクの空にのMihokoのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

無実の罪で終身刑となった主人公のショーシャンク刑務所での長い生活と仲間たちとの交流を描いた作品。
酷く荒れた刑務所の中で様々な傷を負いながらも、彼にしかできないポジションを確立し、最後に大きなアクションを起こす。終始刑務所での物語で見ていて悔しく悲しいシーンも多かったが、気持ちのいい終わり方だったのが良かった。
アンディの刑務所仲間のレッドが語る形で物語が進んでいくが、アンディと過ごす時間がレッドを変えていく。最後の仮釈放の面接の時にそれがよくわかる。
アンディにとっては長すぎる無実の服役であったが、それがショーシャンク刑務所に大きな変化を与え、確実に環境は良くなっていた。今まで軽犯罪を繰り返していた青年の心を入れ替えることができたのもアンディが真摯に向き合ったからだ。やっとという時に青年の人生が終わってしまうのには悔しすぎた。もしこれが刑務所の実態なら許せない。
アンディーの「決して希望は失ってはいけない。希望を持って生きるんだ。」というメッセージに勇気付けられる映画だった。
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