RIO

ショーシャンクの空にのRIOのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.8
1947年のアメリカ。妻とその愛人を殺害した容疑をかけられたエリート銀行員・アンディは、無実の主張を認められず終身刑に課せられる。過酷なショーシャンク刑務所に送られたアンディは、始めこそ寡黙で周囲に溶け込むことはなかったが、次第に長期服役の調達屋・レッドを始めとする囚人達と仲を深め、自身の才能を生かして刑務主任や所長らとも打ち解けていくが…。

元々ベストムービーTOP10にも設定するほど大好きな映画でしたが、この度初めて劇場鑑賞する機会に恵まれたのでレビューごと更新。
年末年始の宴続きでオールや夜更かしの日々が続いていた中、鑑賞当日も午前十時の映画祭にも関わらずほぼ徹夜の状態、映画館で寝ずにいられるのか…という懸念は結果的に全くいらず、何度も観ているのに釘付けであっという間にラストまで駆け抜けてしまいました。やはり名作や好きな作品は何度観てもいいものですね。
特にあのラストのカタルシスは、大画面だからこそ引き立つものがありました!

ストーリー、メッセージ性、キャスティング、キャラクター、全てが個人的にもツボで、客観性を持ってみても素晴らしいヒューマンドラマの金字塔。
いつもお決まりの場面で飽き足らず涙し、人間の尊厳や希望に光を見て、人と人の繋がりの大切さに胸が熱くなります。
個人的には、音楽が希望の象徴として描かれているのも共感性が高いポイント。やはり文化は人の救いになり得ると改めて感じました。
RIO

RIO