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ショーシャンクの空にの磨のレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.4
コロナシネマワールドの〈ワーナー・ブラザーズ クラシックス〉にて鑑賞。映画好きとして、必ず観ておきたい名作と言われる事もある作品。未見の上劇場上映されるという事で、上記のイベント内で一番楽しみにしていました。

本作は「スタンド・バイ・ミー」「グリーンマイル」と並ぶ“スティーブン・キング”非ホラー代表作の一つ。ホラーであってもただ恐いだけではない深いモノを創るキング作品。期待はしていましたが、素晴らしい‥これは良い。時が経っても色褪せない、何度も観たい魅力がありました。“名作”の表現にただただ納得。ドン底にあっても希望を失ってはいけない、偽善的な言い方だけど前向きに生きる人生賛歌のような作品。

起承転結もわかりやすく、小さな伏線が散りばめられ、ラストの展開もドンデン返しでいわゆるスカッと系の作品。やはり日本人が好きそうなやつ(笑)洋画の入門編としてもオススメできそうです。

リタ・ヘイワース役の女優がオーディションに現れたり、アンディ役はトム・ハンクスやケビン・コスナー等、レッド役にはクリント・イーストウッド、ハリソン・フォード等の名だたる俳優が、そしてトミー役には若き日のブラッド・ピットにオファーする予定だった等、調べれば調べるほど出てくる様々なトリビアもかなり面白い。
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