キイチ

ショーシャンクの空にのキイチのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.0
高校の先生がこの作品について話していたことと、ミスチルの楽曲にあることから、ずっと気になっていました。

高校の先生は図書館のおじいちゃんの話しかしていなかったので、序盤は「この若者が主人公だったのか…」って感じです。でも今思えば、親友もおじいちゃんも主人公の教え子も、みんな主人公かも知れませんね。全部大事なシーンを担っていましたから。

一言でいえば希望の映画ですが、「人生のほとんどを刑務所ですごした人間が、どうやって社会に適応するか」を、先生が僕達に話してくれたことから考えると、印象に残ったシーンやテーマは人それぞれなんだなと、それでいいんだなと気付かされます。

主人公は自由のために何十年も虎視眈々と準備を進めているんですよね…その歳月を思うと、時折自分に降りかかる絶望なんてなんでもないと思えるし、希望を見いだせます。僕の中ではそうやって作用した映画です。
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