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ショーシャンクの空にのぜんのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.7
【希望は生きる源泉である】

鑑賞後に自分の価値観を考えたり、
観る前と違う自分になったような
感覚にさせてくれること。

私が好きな映画に共通することですが、
本作もそうでした。

原作はスティーブン・キングの
『刑務所のリタ・ヘイワース』
監督は『グリーン・マイル』などの
監督でもあるフランク・ダラボン。

本作で一番のテーマは「希望を持ち続けること」
あなたは冤罪で終身刑になった状態で希望を持ち続けることにYesと答えられるだろうか。
そう答えられる人はなかなかいないだろう。

しかし本作の主人公であるアンディ(ティム・ロビンス)は希望を持ち続けた。
いつ出られるかも分からない刑務所。
彼は希望を持ち行動し続ける。
生きていくためには希望を持ち行動し続けるしかない。
何もしないでいると虚無感しか生まれない。

『必死に生きるか、必死に死ぬか』
この2択しかない。
どんな状況でも希望を持ち、必死に生き続けることの大事さを教えてもらいました。

刑務所から出ても罪を犯して刑務所に再び入れられる。
海外でもそして日本でもある問題。
長年いることで刑務所の中では友人がいて、ご飯も毎日出て居場所がある。
しかし、刑務所の外では居場所がない。
定年を過ぎた人間なら自殺を選んでしまうかもしれない。
「更生」とは何か。曖昧なものだ。
本人は更生したと思っても外の環境に適応できないと意味をなさない。
釈放された後の居場所と目的が必要だと思った。

ラストの30分に向けての伏線も見事でした。