このレビューはネタバレを含みます
やばいです。ぶっちぎりの★5。これは名作。映画館で見てよかった。不条理と不運と怒りと悔しさと絶望の果てと救いのなさ、からの不屈の精神と強かさと復讐と天誅と希望と友情と再起を、一度に味わい尽くせる映画だった!
理不尽な暴行シーンは見るのがとてもキツかったが、仕方ない。上で挙げた感覚を味わうには、必要な描写だった。
観客に展開を予想させない設計の細さが凄い。
終盤の明るい色使い(樹・空と海)も良い。灰色な刑務所生活とのコントラストが、見事だった。
印象的な映画トップ5(現在進行形で探し中)に入ると思う。