必死に生きるか必死に死ぬか。
刑務所という檻の中で繰り広げられる葛藤は、ある意味人間らしかったり。滑稽だったり。友情、忍耐、知恵が彼らにとってどれ程大きな原動力となっていたのか。刑務所生活であるからこそ持つ大きな力がそこにはあるのだと思う。
例え仮釈放されたとしても、それは長年枠にはまった生活をしてきた人にとって楽な場所ではない。刑務所にいた方が安心が得られる。そんなところにも衝撃を受けました。
個人的に少し難しいと感じましたが、後半に差し掛かると時間がすぐに経つくらい見入っていた。ラストが素敵でした!