おけい

007/消されたライセンスのおけいのレビュー・感想・評価

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)
3.6
ティモシーダルトン2作目にして最後の作品。ティモシーダルトンは3作目の時にあと1本だけボンド役を望んだがプロデューサーに4,5本は演じて欲しいと要請されたため「一生がそれだけで終わってしまう」と断った経緯があります。もう少し彼のボンド役を観たかった気がするので個人的には残念です。

いつも涼しい顔をしている歴代ボンドのイメージを覆えし、血みどろになって戦うボンド。親友の復讐に燃えMの言うことも聞かず007 のライセンスを剥奪されてしまいます。終盤のトラックのカーチェイスや爆発シーンは迫力があり見応えがありました。

ボンドガール(キャリーローウェル)が髪をショートにする場面はグッと魅力が増してはっとさせられるシーンで好きでした。本当超キュート💕

あとこの作品の好きなポイントはもう一つ。悪役の魅力は、やはり傑作に繋がると確信できる作品でした。ロバートダヴィのボス役が信頼関係を大事にする義理人情に厚い所が良かったし、若い時のベネチオデルトロが殺し屋役で出てましたが、あの頃から異才を放ってたことが分かります。ベネチオデルトロが大好きなのでかなり楽しめました☺️
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