海の上のピアニストの作品情報・感想・評価・動画配信

海の上のピアニスト1998年製作の映画)

La leggenda del pianista sull'oceano/The Legend of 1900

上映日:1999年12月18日

製作国:

上映時間:125分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「海の上のピアニスト」に投稿された感想・評価

【1900を探して】


死後有名になった写真家である、
ヴィヴィアン・マイヤーの作品を、
一点購入した男がいた。


男の名はティム・ロス。
またの名を、
1900(ナインティーン・ハンドレッド)。


彼はピアニストとして、
海の上で生涯を過ごした。


【オン・ザ・シー】


名作『オン・ザ・ロード』にて
主人公サル・パラダイスが、
アメリカ大陸を放浪する数十年前から、
1900は海の上を放浪し続けていました。


サル・パラダイスが
『ディズニーランド』ならば、
1900は
『ディズニーシー』と言えましょう。


【題名のない音楽かい?】


本作の名もなきテーマ曲を、
僕は最近よく聴いています。
Apple Musicで。


曲の終盤(1:06)辺りに、
『階段の上を玉が転げ落ちるかの如き』
旋律のピアノが流れます。


それが最高に心地良く感じられるのです。


※Apple Musicの場合、
『The Legend of 1900』で検索すると
サントラが出てきます。


【盤の上のデュエリスト】


天才は、
『制約の中から無限の価値』
を見出します。


チェスの天才
ボビー・フィッシャーは、
8×8マスの制約された盤の上で、
無数の手を生み出しました。


1900もまた、
限られた鍵盤の上で、
無限の可能性を生みだすのです。


【1900分の1】


凡人の僕が外から1900に、
『こうすれば良かった』
『ああすれば良かった』
と答えを示すのは簡単です。


でもその生き方は、
既に他の誰かがやっています。


もしも理想の生き方が一つだけなら、
映画は一本だけしか存在しません。


無数に映画が散らばっているのは、
誰かにとっては不正解だとしても、
誰かにとっては正解である生き方
があるからです。


僕にとっては理解しがたい結末でも、
君にとってそれが最良の結末ならば、
辛くとも幸福かもしれないね。
kano

kanoの感想・評価

-
久しぶりに“めちゃくちゃ良かった”と思える映画に出会えた感覚
エンニオ・モリコーネによる美しい音楽、心を掴まれるようなセリフの数々、惹き込まれるピアノシーン

“That is God's piano.”
ちょっとしたアレンジが秀逸!
unico

unicoの感想・評価

4.0
いい作品です
ゾンビ

ゾンビの感想・評価

5.0
今まで観てきた数多の映画の内で、きっと最も美しい作品。
音楽芸術に取り憑かれた者なら尚のこと愛おしい。
この作品を観ている間自らは無限になり時を忘れその心音すら雑音と化す。
決して色褪せない不朽の名作です。
PikKa

PikKaの感想・評価

-
観る者の感情を揺さぶり、今なお多くの人の記憶に残る世界的名作『ニュー・シネマ・パラダイス』を生み出した名匠ジュゼッペ・トルナトーレが90年代後半に送り出したのが『海の上のピアニスト』。

この『海の上のピアニスト』も
不朽の名作として今でも各地の映画館でリバイバル上映されることもあるほど人気がある。

1900年。
ヨーロッパとアメリカ大陸を行き来する豪華客船ヴァージニアン号で生まれながらも親に置き去りにされた男児。
ヴァージニアン号で働く黒人の石炭焚きダニーに発見され、ダニー・ブードマン・T.D.レモン1900(以下1900)と名付けられ可愛がられながらも、名前も国籍もなく法的に存在していない1900は船底で密かに育てられた。
そのために一度も下船したことがなく、
その存在すら一部の人にしか知られていなかった1900。

物語は以前にヴァージニアン号のバンドでトランペッターをしていたマックスが、街にある楽器店で偶然にも1900の音楽や記憶と再会し、数奇な彼の人生が語られていくところから幕を開ける。

1900とマックスがはじめて出会う場面。
荒れ狂う波に飲まれながらも進む船の中、ロックを外したグランドピアノが、それを弾く彼らごと船内を漂う演出は圧巻で楽しい。
あの巨大なガラスを突き破る演出も好き。
生涯にわたる最高の友と最高の出会いをした場面は心があたたかくなる。

マックスたちに勧められた陸での生活。
陸での無限に広がる世界は魅力的でありながらも、だからこそ尽きることのない見えない出口に対しての困惑や、端があるピアノの鍵盤を人生に見立てて限りあることへの美しさや意義を見出した1900の想いも愛おしい。

移民や親を知らない子供、出生届もない、血の繋がらない家族…現実社会にも通じるようなドラマ性を持ちながら、おとな向け上質なファンタジー要素もある。

美しさの中にどこかもの哀しさやせつなさ、郷愁が漂うモリコーネの音楽が、1900の人生をやさしく包み込むように縁取っていて、物語に深みと余韻をもたらしている。

外国映画という立ち位置でありながら主言語が英語であることは危険な賭けだったと監督たちは触れている。
英語圏のキャストたちがいない時にはイタリア語が飛び交う現場。
様々な国で生まれ育ち、人の数だけ様々な背景や価値観を持つスタッフやキャストたちが監督の指揮のもとに集まって目的地(映画の完成と上映)まで過ごすのは、まるで劇中のヴァージニアン号の乗員乗客たちに重なるような気がして、メイキングを観ていても楽しい。
るる

るるの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

こんなにかっこいいピアノバトルの勝ち方あるんだ⁈と思ったし、クライマックスは主人公そんなこと言わないでよ…( ; ; )でずっと泣いてた辛い
でも親友にあそこまで言われたら私も何もできないだろうな
acchin

acchinの感想・評価

4.3
口が悪いのが良いね!
mappii

mappiiの感想・評価

4.0
絶対観る順番ミスったよなぁ…
あの場面ない!このセリフもない!この場面は元々あったのか…!とかいろいろ考えてしまった。完全版の素晴らしさ、至福さを再確認したなぁ。

でも、やっぱりこの作品、題材自体が素晴らしいから短くてもとっても幸せな気分になれた。
揺れ動く船の上でピアノ弾きまわるシーン、少女に恋するシーン、白熱したピアノバトルのシーン、マックスと1900が再会するシーン…名シーンの数々は何回観ても圧倒される。

「録音って痛い??」って言う1900は何回見ても可愛い。

完全版では45分も追加されてたからガッツリシーンが追加されてるのかと思いきや、ちょびちょび追加されてて、これがまた作品を奥深くさせてる所以なのだなぁと実感した。

ティムロス、かっこよすぎてずっと観てられるのに、ハルクのヴィランだったと知った衝撃といったらもう…!
Zucchini

Zucchiniの感想・評価

5.0
最初から最後まで目が話せなかった、一つ一つのシーンが愛おしい。

どんな人にもお勧めできる素晴らしい映画です。
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