菩薩

キング・コングの菩薩のレビュー・感想・評価

キング・コング(2005年製作の映画)
2.5
オリジナル版100分に対しての本作180分はやはり長過ぎると思うし、やりたい放題詰め込み過ぎだと思う。途中ジュラシックパークが始まった時は、流石に俺の中の文太が「敬意って何かね?」と騒ついた。キッモい巨大ヌタウナギみたいなやつとか、とにかくキモい虫達が大量に出て来たとこは個人的にブチ上がったけど、日本でそこそこコケた理由もここにあるんだろうなぁと思った。台詞が「わー」と「きゃー」しかない分映像面に全振りしてんだろうけど、「凄い」からって「面白い」とは思えなかったし、やっぱり「予算」って言葉が常に頭にチラついてしまった。太腿映画としては十分過ぎる戦力、ずっとキャミソール姿のナオミ・ワッツに俺のキンもコンしてグッとなった(意味が分からない)。まぁコッポラにおけるGF→地獄の黙示録がピーター・ジャクソンにおけるLOR→これ、って事でいんじゃないの、「闇の奥」だし、そんで「髑髏島の巨神」で拾ってんのか…。
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