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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦いのVigocultureのレビュー・感想・評価

3.3
中学生当時、マーベルシリーズもダークナイトトリロジーもなかった時代、メジャーヒーロー映画といえばまだ「スパイダーマン」「Xメン」くらいしかなかった当時の荒削りな3大ヒーローもの
「ヴァンヘルシング」
「アンダーワールド」
「リーグオブレジェンド」
他にもリベリオンとかデアデビルとかあるんですけども、メジャーが作ってながら、とてつもないB級感。
とりあえず全部舞台が暗い。

この3つに共通してるのは古典文学を下敷きにした、ヒーロー、ダークファンタジーといったところですね。
アメコミベースなので2時間に収めるには薄いんですが、それでも十分楽しめるテンポの良さで話が収まってます。
今観るとさすがに物足りないけど、その当時は1週間のレンタルでも繰り返して観るほど楽しい作品だと思ってました。

「バットマンビギンズ」はちょっとこの方向に陥りかけてますよね。
それが「ダークナイト」「アイアンマン」の登場あたりから、VFXの進化だけでなく、白昼で撮影して、素の映像クオリティを上げる方向になって、一気にヒーロー映画のクオリティが上がった気がします。
(2006年に「Xメン」サーガが終わって、2008年に「ダークナイト」「アイアンマン」が出るあたりは節目だったように思います)


なぜこのレビューを今書くのかというと、アベンジャーズIWでサノスを観て、これを思い出したから。

この映画のすごいところは、単体作品で全員初めて出てくるキャラのくせにまるで各キャラにシリーズがあったかのように、「よぉ久しぶり」みたいに、紹介少なめに、まさにアベンジャーズかのように集うところですね。
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