上海十月

サイドカーに犬の上海十月のレビュー・感想・評価

サイドカーに犬(2007年製作の映画)
2.2
根岸作品にしては、ずいぶん大人しく、子供の心情に配慮した作品でした。(大胆なシーンがあった方が良かったかと)竹内結子は、男勝りという設定でしたが、はじけきっていない感じを持ちました。自転車のシーンやキャッチボールのシーンで慣れてないなという印象。小説で、表現可能な事が必ずしも映画で表現できないという典型的な作品でした。映画は、映像でボンと目の前に出されるので、そこに感情とか繊細な意味を映像で描くと観念的になり、わかりずらい作品となります。ある意味で野心的な作品なんでしょう。竹内結子ファンには、お勧めの映画でした。
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