【竹内結子さんを偲んで】
いい塩梅にハートウォームかつノスタルジックでソツのない仕上がり。エンドロールで根岸吉太郎監督と知り納得。
ラストでは落涙してもうた。
竹内結子演じる、キヨシローが好きでちょっとはすっぱなヨーコさん。
とても魅力的な女性だった。
映画で出会う魅力的なキャラクターとはもちろん空想の一期一会で、現実に会うことはない。だけど、また映画で会えるんだよな。
作品ごとに、まるで違うキャラクターを演じる女優さん。
それはそれは不思議でミステリアス。
ヨーコさんもちょっとはすっぱな女性にしか見えんかったし、昨日観た「残穢」では華のない女流作家にしか見えんかった。
もし仮に、"誰にも好かれる明るい笑顔の女優"や"妻"や"母親"も演じてたとすると、そりゃ消えたくもなるわな、と、ふと思った。
合掌。