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悪魔の手毬唄のnekosukiのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
3.5
角川出版2代目の"角川春樹”が自社の書籍を拡販するために仕掛けたプロジェクトの一環として映画を製作したもの。

そうそうたるキャスト、監督"市川昆”で当時は大作扱いだった。
過去の因縁に纏わる殺人事件は"横溝正史”お得意のパターンで映画としては良くできた部類に入るだろう。

リアルタイムに劇場で観賞し、かなりハマり、原作本を購入し読みふけった。
しかし、謎解きにコジツケ感が否めず関連作品を数本観た後はすっかり飽きてしまった。
最後の"病院坂の首くくりの家”は特に駄作だと思っている。

丁度Amazonプライムで配信されていて懐かしさから観賞したが"犬神家の一族”同様、ビジュアルはどこを切り取っても華麗で引き込まれる。
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