大介

悪魔の手毬唄の大介のレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
4.3
市川版のみならず、今まで自分が観た全ての金田一作品(そんなに多く観てませんが汗)のなかで一番好きです。

原作もけっこう好きです。金田一耕助のデビュー作といえば「本陣殺人事件」なのですが、その作品に登場したのが磯川警部。まだ等々力警部は出てきません。

今作はその磯川警部が久しぶりに登場する作品なんですね。まぁ、映画とはあんまり関係ないんですけど(笑)。


ただ、この映画は主役である石坂浩二さん演じる金田一耕助を、若山富三郎さん演じる磯川警部が喰ってしまったと思っています。

別に石坂浩二さんが悪かったわけではなく、若山富三郎さんが本当によかったという印象ですね。


大好きなラストシーン。若山富三郎さんの正面を向いたままの背中で語る演技。くしくもそばの○○の○○が最後の金田一耕助への返事に思えるところまで、音楽もふくめて本当に最高です。


蛇足ですが原作では最後のこのシーンは「鬼首駅」で終わっています。それをわざわざ「○○駅」に変更しているんですね。

それも「ひらがな」にして画面のド真ん中に映しています(笑)。




残念だったのは…坂口良子さんが出てないこと(笑)。