papanda

虹をつかむ男のpapandaのレビュー・感想・評価

虹をつかむ男(1996年製作の映画)
3.8
この作品をきちんと見るのはずいぶん久しぶり。その年予定されていた「寅次郎花へんろ」が渥美さんの逝去で中止となり、急遽代わりに作られた作品。今見ると映画を映す環境とか映画を愛する人達とか、かなり昭和テイストで懐かしい。映画を作る人達の映画はいくつか見るけど、映画を見せる人、上映する立場の人達というのは意外と新鮮だった。作り手が丹精込めて作った作品も、ひどい映像や音響では作品を台無しにしてしまいかねないもの。確かにそうだな。
今日は深谷シネマで山田監督とこの映画で映写指導をなさった鈴木様のお話を聴いた。今まであまり気に留めることのなかった上映に関するお話を聞けてとてもためになった。
papanda

papanda