sokbu

SWEET SIXTEENのsokbuのレビュー・感想・評価

SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)
4.8
もうすぐ16歳になる少年リアムが、麻薬売人の男の身代わりで服役中の母親の出所までに、母親と暮らすための夢の家を買おうと計画する。友達のピンボールと共に麻薬売人からクスリを盗み、売ることで金を稼ぐのだが、組織のボスに認められその下で働くようになる。そして母親と暮らす家を手に入れるのだが........。ケン・ローチ監督の他の作品でもそうなのだが、最後はこの後どうなるんだろうと観客に想像をさせるような不安な感じで終わる。幸せに向かっているはずなのに、環境や様々な事件に巻き込まれて、破滅へ向かうこともある。映画の終わったあとでじわじわと胸が痛くなる。
sokbu

sokbu