SWEET SIXTEENの作品情報・感想・評価

「SWEET SIXTEEN」に投稿された感想・評価

踊る猫

踊る猫の感想・評価

4.8
強烈な映画を観た、と圧倒された。二度目の鑑賞になるが、肝腎な場面をすっかり忘れた上で臨んだのでこの映画を舐めて掛かっていたことを恥じた(初見では 4.5 点をつけただろう)。だが、何処から語れば良いのだろう。貧困の連鎖、どん底まで落ちた人々。そこから抜け出そうとする姉と、そこに留まって裏社会にどんどんハマって行く主人公。ベタと言えばベタだが、ブレイディみかこ氏の著作を読んで彼の国のそうした社会事情を知っていたからかより生々しく感じられた。詳しく書くとネタを割ることになるが、最初に星空を見上げる場面を持って来たのが素晴らしいと思った。むろん、意図的なものだろう。どん底の地平から空を見上げる主人公の姿は、明るい未来を夢見る少年の環境をはっきり表しているなと(そういう場面を忘れていたのだ!)。ラスト・シーンは切ない。これこそネタを割るが、彼は結局何処にも行けなくなってしまったのだ。それを彼自身の意図的な選択と見做すか、それとも社会状況に責任を押しつけるか。極めて難しく重い問いにぶち当たってしまった。
844

844の感想・評価

3.6
十五のガキがプッシャーになってカボネいり。
相方気違い。
ママポンチュウ家族なんてバラバラ。
ピザのデリでデリ。
十五でバイで家買うとかヤバイ
愛を求めすぎて撃沈。
Ayk

Aykの感想・評価

4.4
記録
kohei

koheiの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分のことよりも周りにいる大事な人の幸せを守ろうとする少年が、15歳の一年を経て16歳になるまでの物語。

父親を殺し、
母親の今を守ろうとするリアム。

この「父親殺し」が、刑務所に入るということと自分の将来の姿(父親)を否定するという2つの意味で、「自分の未来を殺す」決断になっているのが、なんとも悲しい。彼の逃げ場はなかった。
troy

troyの感想・評価

3.8
「切なくて痛い愛の話」
自分にとって良い作品は人に薦めたくない。
この作品はそういう作品。それでもレビューを書きたくなる。
それだけこの作品は心に刺さるのである。15歳の主人公はただ、愛されたいだけだった。自分が愛して止まない母親に。
彼にあるのは劣悪な環境だけ。それでも彼はその中ではい上がる。愛する母のために。
無償の愛は母親から子に与えられるもの。その愛を与えられなくとも、幼なすぎる彼は彼なりに無償の愛を捧げる。
それに対する母親の答えは残酷だ。それでもきっと彼は母親を愛すのだ、ただ無償で母親を、母親だけを
さと

さとの感想・評価

4.0
お母さんがクズなのは間違いないけど、わかりやすいクズじゃなくて被害者のフリをした相当身勝手な加害者なのが闇深い。

リアムがお母さんを求めたようにピンボールもリアムを求めていた姿に心が痛くなる。
苦しい中にもリアムに対するお姉さんの愛が救いに感じた。

出てくる少年たちみんなに寄り添いたくなるような気持ちになるから重たいけど心に響く映画だった。
g

gの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

リアムの純真さ、真っ直ぐさと
予想のつかない展開が秀逸で
報われないラストは好きじゃないけど、この作品は好きな作品の一つになりそうな青春映画だった。

母親の愛情を求めるがために
悪事に手を染め、親友を殺してまで
必死で生きぬき、手に入れたのに、
母親はまた、クズ男の元に戻ってしまう。

見た目は、最初はキャップかぶったタバコ売りの貧乏そうな少年だったのに、最後の方にスーツ着てタクシーで母親迎えに行って、パーティやってって凄いカッコよくなってく感じ
なんかたまらなかったな
三辻茜にすげぇ似てたの超気になったけど
修羅場くぐってきたからな、、
その感じの出し方も主演が素晴らしかった。

だけどやっぱり15歳は子供なんだな。
シャンテルは全部わかってた、、
シャンテルが若くして子供が居て、父親が居ないのとか描かれてないけど、
最後まで母親に心を許さなかった姿
危なっかしい弟をずっと見守る姿
女は男の10歳先を行ってるってこの前誰かに言われたけど、まさにその通りで
余計な描写は要らなくて
2人を見てると、どんな家庭で育ったのか、よく分かる気がする。

そう、ピンボールの件とかも
ヤクはやらない!って約束があったにもかかわらず、多分最後は、手を出してしまってるんだけど
無駄な質問は一切しない

何気に綺麗に伏線張られた構成で
それでいて台詞とかも無駄がなくて粋。
ラストのセリフ
バッテリーが切れたって
かっこいい

あとはトイレで殺せるか試されるシーン
あれも完全に予想裏切られたし、
そういうシーンがあると心グッと掴まれる。

おもっ苦しくて、大好きになるタイプの映画じゃないけど、心奪われたのはやっぱ、リアムのキャラクターありきかな。
目的がわかりやすくて一貫してて、一生懸命。暴走するのもすべて母親のためにっていう健気な純粋さ。
その分、切なすぎるけど。
sickboya

sickboyaの感想・評価

3.9
イギリス労働者階級の少年を題材にした映画。

お金もない学もない最悪の家庭環境で育ち、何とかその生活から抜け出そうともがく主人公。
母の心の弱さと裏切りにあっても、母へ無償の愛を捧げ続ける。

のし上がろうと、ピザのデリバリーを利用したビジネスを始める。その時の仲間のあだ名が皆んな秀逸。

ラストは胸が張り裂けそうになる。
xxxxxxx

xxxxxxxの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

記録
現段階で自分の中でのケン・ローチ監督の映画で一番好きな作品です。
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