しょうちゃん

エンジェル ウォーズのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)
4.0
5人のセクシー美女を主人公に描く痛快ファンタジー・バトル・アクション大作。

全てを奪われ精神病院送りとなった少女が、
そこで出会った4人の美女と共に自らの運命を変えるため、
空想世界を舞台に壮絶な闘いを繰り広げるさまを、
ザック・スナイダー監督ならではのこだわりのヴィジュアル表現で描き出す。

本作は、
美少女コスプレアクションを撮りたいがために作られた作品だと思われる。
ザック・スナイダー監督の願望を映像化にした感じ。
鎧武者、
ゾンビ兵士、
ドラゴン、
ロボット軍団などのアクションがてんこ盛りなわけだが、
これを現実の世界で描くとなると荒唐無稽になること間違いないので、
ベイビードールの空想世界に持ってくるあたりは上手い。
話の構造が多重構造であるが、
現実と空想の関連性がほとんどない。
現実の世界でベイビードールがダンスを始めると、
空想世界に切り替わり、
そこでは激しい戦いが繰り広げられるという流れ。
5つのアイテムを集めたりとかゲームの影響が見て取れる。
ゲーム感覚でアクションは楽しめるが、
内容がダークなだけに素直に喜べないのも事実。
エンジェルたちにミッションを与えるスコット・グレン演じるワイズマンが渋い。
しょうちゃん

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