ノリオ

エンジェル ウォーズのノリオのレビュー・感想・評価

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)
3.7
主人公ベイビードールは母親の死によって継父との遺産相続に巻き込まれるだが、彼との争いの中で過って妹を射殺してしまう。

継父の策謀により精神病院へ入院させられてしまうベイビードールなのだが、この流れを五分間でしかもほとんど台詞に頼らずに表現している。


ザック・スナイダーの映像はそれほどに雄弁なのである。


ベイビードールが自由を手に入れるための戦い。
空想力を豊かな、なんてなまっちょろいものではなく、空想力が暴発したようないくつかの世界でぶっとんだ戦闘シーンをこれでもかと見せつけることのできるザック・スナイダーは本当にマッチョだ。


美麗でエキセントリックな映像表現は相変わらずだが、さらにエミリー・ブラウニングを筆頭とした美少女戦士たちの戦いっぷりはキュートでセクシーで勇敢で何よりカッコいい。




ザック自身、レイティングをPG12に引き下げるためにいくつかのシーンを泣く泣くカットしたのだとか。



なので、たぶん、おそらくディレクターズカット版が販売されると思うので、そちらの方を期待しておこうと思います。


にしても、エミリー・ブラウニングはかわいかったなあ。
ほんと、まじで。
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