3104Arata

ノウイングの3104Arataのネタバレレビュー・内容・結末

ノウイング(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

【ラストシーン以外は代わり映えなし?!!】
いたって普通のパニック映画。
奥が深い、という意見もあります。パンフレットの中でも作家の鈴木さんがこの映画の奥の深さを語っておりました。「そういう風にとらえるのね!」と、共感も出来ます。
具体的には、この映画で地球(主人公である父親)が滅んで、子供達が別の星で人類を存続していくという構成は、自然の流れを象徴している、というもの。
親が先に死んで、その後を力強く生きてゆく子供達、そんな自然の流れを象徴的に描いている、みたいな内容。
「はぁ~!なるほどね」とは思います。ただ、この映画を見て素直に「奥が深い!」とは思えませんでした。

まずはじめに思うのは、「で、何がいいたかったんだろう?」「アダムとイブ?で?だからなんなのよ~!」というクエスチョンばかりが頭に浮かぶ。

「クエスチョンが頭に浮かんだ時点で、観客に考えさせる力のある、奥深い映画なんだ!」なんて言われたら、返す言葉もございませんが・・・


総評として、何がいいたいかわからない映画であり、エンターテイメントとしては他と代わり映えしないストーリー、映像ですね。

ただ一つ、他と違ったことがあります。
それはラストシーン、地球が滅びるシーン。
他のパニック映画ではたいてい、少しくらいはどこかの地域が生き残っているものですが、本当に全てを焼き尽くす。
圧巻ですね。少なくとも私は他の映画でこんなに焼き尽くすシーンを見たことがありませんでした。(あ、邦画のデットオアアライブで地球は滅んでましたっけ?笑)

と、全てが★3つの普通すぎる映画でした。
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