「ゴッドファーザーⅢ」の余韻に浸って、
なかなか次の映画に行けなかったが、
軽く流そうと思って選んでみた。
ＳＦサスペンス・ディザスター・ムービー。
1990年代あたりにさんざん観た、
けっこう好物なジャンル。
途中までは良かったが、なんだか安っぽい。
ニコラス・ケイジ一人熱演していたけどね、
たぶんグリーン・スクリーンの前で。
なぜ彼女が、彼と彼女が選ばれたのかとか、
あの黒い石はなんだったのかとか、
エゼキエル書との関連とか、結局説明されなかったし、
意味深そうな伏線を回収しないしないまま。
この残念な感じ、キアヌ・リーヴスが主演した、
「地球が静止する日」と似ている。
明日、太陽フレアの影響で、地球上の生物が全滅するとしたら。
それは何十年も前に予言されていた。
これに近いテーマの作品はあるよね。
人々のドラマが描かれることが多くて、
感動作もあるんだけれど、これは、うーん。
しかし、ラストは好き。この絶望的な感じ。
